婚活が「一番難航するのは美人」のワケ (4/4ページ)
たとえば、美人は男性に言い寄られる数は確かに多いのですが、その中には、遊び目的だったり、きれいな女性を連れて歩きたいだけの見栄っ張りもいますから、確かな目を養わなければなりません。彼氏は簡単にできる分、関係性を長続きさせることは苦手な傾向があります。
拙著『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)にも書きましたが、婚活が一番難航するのは、美人です。一方の美人でない人は、美人と比べたら、彼氏ができるのに時間がかかるかもしれませんが、彼氏ができればすんなり結婚に進むことはよくあります。
■「オンナは顔か性格か」なんて考えちゃダメ
ですから、「顔か性格か」について考えるよりも、自分の得意な部分をいかに活かすかを考えたほうが建設的なのです。
たとえば、美人だけど騙されやすい自覚がある人は、共通の知人がいるなど、身元がしっかりしている男性と出会うようにするといいですし、美人でない人は同期人気ナンバー1の子と行動しない、合コンのように第一印象が重要な場よりも、じっくりお互いを知り合える出会いを求めるというように、「自分に合う方法」を見つければいいのです。
「顔採用」はおかしい。解決策は?
美に関係ない職種の就職にまで、外見が影響を与える社会はおかしいと私は思います。
なぜこのようなことが起きてしまうかというと、人事部や採用関係者のほとんどが男性だからでしょう。
それを正すには、みなさんが会社で採用などに関わるような重要なポストにつくのが一番簡単な解決策です。
プレッシャーをかけるつもりはありませんが、みなさんひとりひとりのがんばりが、世の中を変える力を秘めていることも、忘れないでください。
(仁科友里)
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