“万能の薬箱”と呼ばれるエルダーベリー。インフルエンザの症状を緩和させる効能が明らかに(オーストラリア研究) (2/4ページ)

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image credit:Manfred Richter / Pixabay

・体を張ったインフルエンザ感染実験

 研究者らは、インフルエンザウイルスに感染する前、感染している最中、そして感染後にそれぞれ市販用の濃縮果汁タイプのエルダーベリージュースを飲んで、実験を行った。

 すると、エルダーベリージュースからの植物化学物質が、細胞に感染するウイルスを阻止する効果があることが示されたという。

 しかし研究者が最も驚いたのは、細胞が既にウイルスに感染していた後期の段階で、エルダーベリーがウイルス増殖を抑制するのに更に効果的であることが判明したことだった。


・エルダーベリーに強力な抗ウイルス効果あり

 これらの研究結果について、トラビアン博士は

ごく一般的なエルダーベリーがインフルエンザウイルスに対して強力な直接的抗ウイルス効果を持っていることがわかりました。

エルダーベリーは、ウイルスの付着と宿主細胞への侵入の両方に関与する重要なウイルスたんぱく質を遮断することにより、感染の初期段階を阻害することが明らかになったのです。

と述べている。

 バルチェヴ博士は次のように話している。

複数の段階にわけてウイルスサイクルを遮断することは、ウイルス感染を阻害する可能性がより高いことを示しています。この研究結果は非常に驚くべきであり、かなり重要であるといえるでしょう。
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