“万能の薬箱”と呼ばれるエルダーベリー。インフルエンザの症状を緩和させる効能が明らかに(オーストラリア研究) (1/4ページ)

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“万能の薬箱”と呼ばれるエルダーベリー。インフルエンザの症状を緩和させる効能が明らかに(オーストラリア研究)
“万能の薬箱”と呼ばれるエルダーベリー。インフルエンザの症状を緩和させる効能が明らかに(オーストラリア研究)

Rita/Pixabay

 白色の可愛らしい花を咲かせるエルダーフラワーは、レンプクソウ科ニワトコ属の被子植物だ。この植物は西洋で「万能の薬箱」とも呼ばれており、花序を煮詰めて作ったコーディアルや、果実をジャムや果樹酒にして古くから飲用されてきた。

 抗炎症作用や、鎮痛作用、粘液の浄化作用、不安やうつを和らげたり、美肌作用があったりと、様々な効果があると言われており、薬としてもそのエキスが錠剤やシロップとして市販されている。

 特に果実となるエルダーベリーは植物療法の歴史の中でも最も注目されている。その理由は、インフルエンザウイルスに対する効果効能があると謳われているからだ。

 新たなる研究によると、やはりエルダーベリーにはインフルエンザの症状を緩和させる効果があるようだ。
 
・エルダーベリーの植物化学物質が体内で及ぼす影響とは?

 エルダーベリーがインフルエンザを緩和させるという特性ついては、これまでにも専門家が様々な研究を行ってきた。

 今回、オーストラリアのシドニー大学、工学部情報システム学科の化学および生物分子工学の研究グループは、いかにエルダーベリーがインフルエンザウイルスに対して効果を表すかという新たな研究結果を発表した。

 同学科に拠点を置くオーストラリア食品加工産業運営のARCトレーニングセンターから研究に参加したのは、ファリバ・デガニ教授、ゴルヌーシュ・トラビアン博士、ピーター・バルチェヴ博士だ。

 今回、エルダーベリーの植物化学物質が、インフルエンザ感染と戦う人体のメカニズムにどのような影響を及ぼすのかという総合的な調査を行った。

 その結果、エルダーベリー由来の化合物がウイルスのヒト細胞への侵入および細胞複製を直接阻害し、ウイルスに対する人の免疫反応を強化するのに役立つことが判明したのである。
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