殴打数十回、露出強要、ゆすり…鬼畜の所業【平成わいせつ教師事件簿】 (2/2ページ)

まいじつ

ようやく表沙汰になったのは、Aさん家族を中心に『被害者の会』が結成され、奈良県教育委員会に被害を訴え出てからだ。Iは自宅謹慎措置となり、県教委が事実関係を調査した。しかしIは県教委に対し、自分の演劇論を延々と述べるなど言い訳に終始していたという。

さらにIは、演劇部員や県教委の調査に応じる生徒らに対して、「県教委に知り合いがいる。お前のしゃべったことはすべて耳に入る」などと脅して事実を隠蔽しようとし、その一方で保護者らには嘆願署名を集めるように依頼までしていた。

この事件は刑事所分とは別に、被害者の部員らがIと学校責任者、奈良県を相手取って損害賠償を求める裁判を起こし、最終的にIは1000万円、県側は1100万円の慰謝料を被害者に支払っている。

教師と生徒の身分関係を利用した悪質行為は、二度と起きることがないよう切に願うものだ。

【画像】

Peeradon payakpan / Shutterstock

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