「世界三大がっかりスポット」全部行ってみた ~マーライオン・小便小僧・人魚姫像~ (4/5ページ)

GOTRIP!

この人魚姫像は、1913年に彫刻家エドワード・エッセンによって制作されたもの。当時王立劇場で上演されていたバレエ「人魚姫」を観たカールスベア2代目社長のカール・ヤコブセンが、像の制作を思いつき、依頼したのです。

像のモデルとなったのは、王立劇場のプリマドンナ。それが縁となって、のちに彫刻家エドワード・エッセンと結婚したといいます。この人魚姫像の制作が、一組のカップルを結び付けたのですね。

高さ80cmと小さく、触ろうと思えば簡単に触れるため、人魚像はこれまでに何度も、首を切り落とされたり、腕をもぎ取られたり、爆破されたりといった災難に見舞われてきました。そう聞けば、この物憂げな表情も意味ありげに思えてきます。

人魚姫像だけならあっという間に見終わってしまいますが、すぐ近くには、カステレット要塞やデンマーク唯一の英国教会である聖アルバ二教会などがあり、周囲のスポットとあわせて観光すると満足感がアップします。

・「世界三大がっかりスポット」はがっかりか?

日本でよくいわれる世界三大がっかりスポットの共通点は、いずれも「像」であるということ。知名度が抜群なだけに、ついつい期待しすぎてしまうものの、像なので見る以外の楽しみ方ができないうえ、サイズも予想より小さいということで、「がっかり」といわれてしまうのだと思います。

しかし、「世界三大がっかりスポット」には、それぞれにストーリーがありますし、周辺にも見どころがあります。

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