ずん飯尾和樹が語る“内村光良からの教え”「スベってから考える」 (3/3ページ)
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ウッチャンナンチャン
――現実逃避シリーズは『イロモネア』から生まれたそうですね。
飯尾 以前から頭の中にはあったんですけど、時間が余ってしまったので「ここでやろう」と。最低のネタですよね(笑)。「あ~あ、なんでも10円で買えたらなぁ」なんて中年が言い出したらおしまいですよ。
――だからこその面白さだと思います。
飯尾 「俺たちのほうがマシだ」と思って笑ってほしいです(笑)。
――内村さんの初監督作品『ピーナッツ』に飯尾さんも出演されてますよね。
飯尾 よく覚えているのが土砂降りの翌日にあったロケで。場所は厚木の山奥のグラウンドだったんですけど、スタッフがトンボで整備していたんです。「演者さんは裏で待機していてください」と言われていたんですけど、そこにいたはずの内村さんがいつの間にか整備しているスタッフに加わっていて驚きました。普通だったら手伝うにしても僕たちを誘うじゃないですか。こんなふうに内村さんはいつも背中で語ってくれるんです。
――いま『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ)を観ていると、誰かがスベった時に飯尾さんがスッと現れて笑いに変える場面が多いですよね。
飯尾 いやいやいや、おこがましいです。記憶がなくなるくらい厳しい現場で、助け船を出したつもりが一緒に溺れていますから(笑)。ただ、「スベってから考えろ」という教えはずっと守っています。
――現在、お笑い界にしっかり地位を確立した飯尾さんは、売れる前からお世話になっていたウンナンさんに恩返しできたという想いはありますか?
飯尾 いやいやいやいや、まだ何も返せていないですよ。内村さんが本気で面白いと感じた時の笑い方をマネできるようになったくらいで。内村さん、「ア、ハ」って笑うんですよ(笑)
※『EX大衆』2018年9月号より