佐村河内守、佐野研二郎… 平成の“大ペテン師”とその後… (1/2ページ)

まいじつ

(C)Ysbrand Cosijn / Shutterstock
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モデルで銭湯絵師の勝海麻衣氏が、3月24日の製薬会社のライブアートイベントで盗作疑惑が浮上し、大問題へと発展した。ネット社会の現在では、このようにどこからともなく〝パクリ〟がバレやすくなる。

〝パクリ〟によって身を滅ぼした「平成のペテン師」を紹介しよう。

まず勝海氏に戻るが、2012年にイラストレーターの〝猫将軍〟が描かれたものをパクった疑いがある。盗作を指摘された勝海氏は、ツイッターで謝罪文を発表したものの、盗作に対してではなく〝世間をお騒がせしたこと〟について謝罪。あくまでパクったことを認めず、火に油をそそぐ結果となってしまった。

さらに、この〝パクり癖〟は今に始まったことではないようで、ツイートもパクリ放題だったと判明。『パクツイ』と呼ばれる、他人の(面白い)ツイートの文章を、自分が考案したかのようにツイートすることもしょっちゅうあったようだ。

「パクツイは少しだけ文章をイジっているため、〝偶然〟と主張すれば逃げ切れるものもあります。しかし中には、少しイジったばかりに意味不明な文章となり、パクった形跡がモロに分かる〝改変漏れ〟しているものも。絵だけなら〝偶然〟のゴリ押しで少しは擁護する人もいたかもしれませんが、パクツイまでしているとなると、〝そういう人間〟だと思われて当然。勝海氏の作品は、他にもパクリ疑惑が続々と浮上し、もはや言い逃れできない状態になりました。〝モデルもする美人銭湯絵師〟という荘厳な触れ込みが、一瞬にして崩れ去りましたね」(芸能ライター)

18年、小説『美しい顔』で第61回群像新人文学賞を受賞した〝美人小説家〟という触れ込みの北条裕子氏。しかしその後、他の作家の先行作品と類似していると指摘され、謝罪に至った。作品発表当時、北条氏は参考文献について「現地を直接見ていないが、自分が読んで感銘を受けた文献を手掛かりにした」などと答えた。

しかし、指摘を受けると直ちに謝罪。「私は自身の目で被災地を見たわけでもなく、実際の被災者に寄り添いこの小説を書いたわけでもありません」とし、震災をテーマにした本を発表したのは「罪深いことだと自覚しております」とコメントした。

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