鳩山元首相が安倍外交を一刀両断も安倍支持者からは「あなたの存在が危ない」の声 (2/2ページ)
これは首相が各国首脳と個人的なつながりが全くない証左と言えそうだ。
今年1月に行われたオランダでの首脳会談後の記者会見では、オランダ人記者から「ブレグジットについてオランダの役割をどう考えるか?」と聞かれると、安倍首相は日系企業の英国進出についての質問とは関係ないことを答えてしまい、失笑を買った。さらにカナダではトルドー首相から共同会見の場で「カナダ アンド チャイナ」と国を間違って言われても、抗議どころか握手を自ら求めてしまうお粗末ぶり。
しかも、4月23日に外務省から発表された外交青書(国際情勢の推移及び日本が行ってきた外交活動の概観を取りまとめたもの)では、昨年まで記載されていた「北方四島は日本に帰属する」や「北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」との文言が削除されていると報道されている。これはロシアや北朝鮮との交渉を進展させる狙いがあるという見方がある一方、プーチン大統領と25回も会談した結果、「結局は後退した」といわれても仕方あるまい。
アメリカのトランプ大統領が新天皇即位後初の国賓として5月25日から28日まで来日する予定になっている。そこでは日米首脳会談も行われ、通商協議や防衛当局間について話し合う予定だが、これでは鳩山氏の指摘通りに進んでしまうのかもしれない。