原辰徳監督「巨人を救うか、潰すか?」ミスター長嶋茂雄との炎の絆と激動人生 (3/3ページ)
監督であるミスターの思惑は一切反映されていない人事でしたが、“俺の後継者は原しかいない”と、原コーチを快く迎え入れたといいます」(同)
指導者の道を歩き始めた原は、貪欲に監督理論を学んでいったという。「当時の原さんは、本当にミスターによく質問していましたね。試合後は、監督室に2人でこもり、その日の采配を振り返っていた。ミスターは惜しむことなく、自らの知識を伝え、ときには戦国武将の作戦を例に出して、戦術を説明したそうです」(スポーツ紙記者)
そして長嶋監督が勇退した01年、原新監督が誕生。師から受け継いだ帝王学をもとに、1年目で日本一という快挙を成し遂げると、その後、12年で優勝7回という圧倒的な実績を残した。「原監督は、長嶋野球の忠実な継承者。“若大将”の爽やかなイメージは今なお健在ですが、その勝利への非情さは、ミスターも一目置くほど。まさしく、挫折と苦悩、そしてミスターとの絆で作り上げられた“名将”ですね」(元担当記者)
原監督が今後、巨人をどう導くのか、注目だ。