ミノタウロスの神話に真実はどこまであるのか?怪物創造の神話を紐解く (2/6ページ)

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 アステリオスが死んだとき、実子がいなかったので、3人兄弟は誰が王座にふさわしいのか、証明しなくてはならなくなった。このとき、ミーノースは自分には神の力があり、王位に就く権限があると主張した。

 海の神ポセイドンは、ミーノースが雄牛が欲しがっていることを聞きつけ、この雄牛を後で生贄として捧げることを条件に、この要求に応じた。

 そして、ミーノースはほかの兄弟たちを追放して、クレタの王の地位を獲得した。ところが、ミーノースはポセイドンとの約束を守らなかった。

 違う雄牛を生贄にしようとしたが、それがばれてポセイドンの怒りをかった。そこで、ポセイドンは、ミーノースの妃パーシパエーが雄牛に欲情するよう仕向けた。

 欲望を抑え切れなくなったパーシパエーは、木製の雄牛を作らせて、自分がその中に入り込み、雄牛と契って牛頭人身の怪物を産んだ。

 パーシパエーは、義父のアステリオスにちなんだ名前をつけようとしたが、結局、ミーノースの名にちなんだMinosと、クレタの言葉でで雄牛を表わすtaurを合わせて、ミノタウロスになった。

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・怪物を閉じ込める迷宮

 ミノタウロスは成長したが、人間に対して非常に暴力的になり、ミーノース王は頭を抱えた。この問題を解決するために、ミーノースは伝説の名工ダイダロスに迷宮を作らせ、ミノタウロスをそこに閉じこめ、ラビリンスと名づけた。

 この迷宮は、一度入り込んだら最後、罠にかかったように、生涯出られないような作りになっていた。
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