槍一本で伊勢守!幕末三舟の一人・高橋泥舟のまっすぐな生き方が美しい! (2/4ページ)
高橋泥舟、Wikipediaより。
その幼名は謙三郎(けんざぶろう)、後に精一郎(せいいちろう)、元服してからは政晃(まさあき)と改名(※泥舟は晩年になって称した号ですが、ここでは便宜上「泥舟」で統一します)。
生家の山岡家は自得院流(忍心流)槍術の名門で、兄・山岡静山(やまおか せいざん)に師事して厳しい修行に打ち込み、やがて海内無双(※1)の腕前と称せられるまでに成長しました。
(※1)かいだいむそう。四方の海すなわち天下に並びなき者や事物を表わす。天下無双に同じ。
やがて母方の実家である高橋家を継ぐために高橋包承(たかはし かねつぐ)に養子入りしますが、兄・静山が27歳の若さで早世すると、山岡家には男性がいなくなってしまいました。
小野鉄太郎(後の山岡鉄舟)。Wikipediaより。
今さら泥舟が出戻る訳にもいかないため、門人の小野鉄太郎(おの てつたろう)に妹の英子を娶らせて山岡家の養子に迎えます。この鉄太郎こそが後の山岡鉄舟であり、かくして二人は義兄弟となったのでした。