貴景勝「令和初の新大関を決めたのは!」独占インタビュー〔前編〕 (2/3ページ)

日刊大衆

 11日目の横綱(白鵬)戦も、「勝つ」つもりでいきましたよ。何度も頭で当たって突き放していったので、「よく健闘した」などと言ってくださる方もいたんですが、勝たなければなんの意味もない。このときの黒星は、ただただ悔しかったです。

――14日目は逸ノ城に敗れ、大関昇進は千秋楽の大関・栃ノ心との対戦の結果次第に。カド番の栃ノ心は、この一番で負ければ大関陥落という厳しい勝負でした。

貴 ハイ。後で聞いたんですが、千秋楽で“大関昇進”と“大関陥落”が決まる一番というのは、これまでなかったそうですね。すごい緊張感の中での相撲でした。栃ノ心関のパワーはものすごいですからね。まわしを取られたら一巻の終わりなので、いろいろ考えましたけど、自分の武器の突き押しと、とにかく気持ちでいくしかない! 自分を信じて思いっ切り、いきました。

■栃ノ心はヨーグルトのおいしさも教えてくれた

――栃ノ心とは、過去に交流があったそうですね?

貴 10歳か11歳くらいのときですかね? 栃ノ心関にはメチャクチャかわいがってもらいました。自分は小学3年から相撲をやり始めて、地元の相撲教室に通っていたんですが、縁があって(栃ノ心が所属する)春日野部屋の合宿にお邪魔して、稽古をさせてもらっていたことがあったんですよ。

 朝稽古が終わってからは、ご飯を食べるときも昼寝するときも、栃ノ心関がずっと一緒にいてくれて。当時の自分はヤンチャでクソいたずらっ子でしたからね。それを面倒くさいとも思わないで、つきあってくれて。自分が逆の立場なら面倒くさいッスよね。「ガキは早く寝とけ!」って、きっと放っておきますよ(笑)。

 あと、ヨーグルトのおいしさも教えてくれました! 栃ノ心関の故郷ジョージアはヨーグルトの本場ですからね。子どもって、プレーンヨーグルトに砂糖とかかけるじゃないですか? それが普通だと思っていたら、「ヨーグルトに砂糖は入れるもんじゃない!」と。それ以来、砂糖は入れなくなりました。

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