早歩きの人の方が、ゆっくり歩く人よりも最大15年長生きする可能性が示唆される(英研究) (2/3ページ)

カラパイア

更に去年は、オーストラリアのシドニー大学の研究で、歩行速度を“平均速度”に上げたとしても、早死にのリスクが5分の1に減ることを発表した。

 そして、今回の研究リーダーの1人でイギリス・レスター大学のトム・イェイツ教授も、歩行が遅いと自己申告した中高年の被験者たちが、一般人口に比べて心臓疾患のリスクが高いことを発表している。

 同教授は、2017年にも歩行速度が心臓病で死亡するリスクに影響している可能性があることを示唆していたが、今回の研究では喫煙やBMI(肥満指数)など、他の危険要素を考慮したとしても、歩くのが遅い人は速い人と比べて心臓関連の病気の死亡率が2倍であることが明らかになったと伝えている。

 ちなみに2011年に出版された米国医師会誌(Journal of the American Medical Association)には、歩行速度と死亡率の関連を研究したピッツバーグ大学が、歩行速度は平均寿命の判断基準として信頼できる材料になると発表したことが記されている。

iStock-1016460312_e


・速く歩ける体力維持が体重よりも重要

我々の調査結果は、個人の平均寿命において体重と比較した体力の相対的な重要性を明らかにするのに役立つといえるでしょう。言い換えれば、体力そのものがBMIよりも寿命の長さをより示唆しているということです。

つまり、長生きを目指すためには、活発に歩いて、体を鍛えるようにした方がいいということなのです。(イェイツ教授)

 また、共同研究者であり、レスター糖尿病センターの臨床疫学者であるフランセスコ・ザッカルディ博士は、次のように話している。

これまでに発表された研究は、体重と体力の相対リスクによる死亡率の影響を主に示していました。
「早歩きの人の方が、ゆっくり歩く人よりも最大15年長生きする可能性が示唆される(英研究)」のページです。デイリーニュースオンラインは、海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る