大鶴義丹「新宿で女を口説くとき、求人募集のトラックは気にならない」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕 (2/3ページ)

日刊大衆

まあ、ぜひ舞台を観にきてくださいよ」

ゆま「行きます!」

大鶴「とにかくキレイなストーリーではありませんよ。猥雑だし、暴力的だし、人間のあらゆる欲望が入り乱れています。ただ、その中にも“純愛”があって。でも邪魔する悪霊的な存在もいて……いやあ、難しいよね、アングラの芝居を説明するのは(笑)」

ゆま「でも、私、そういうお話、大好きです。ちなみに大鶴さんは、どんな役なんですか?」

大鶴「僕は悪霊が乗り移った床屋一家の人間で、蛇姫様を惑わせる存在ですね」

■新宿の花園神社でテント芝居

ゆま「へえ~。ますます楽しみになってきました。それと、もう一つ、私が興味を持っているのが、新宿の花園神社で舞台をされるということ。しかも“テント芝居”ってことは野外なんですね?」

大鶴「昔と違って今、テントの中で芝居をすることが、少なくなったからね。もともとお芝居というのは野外でするものだったんです」

ゆま「小劇場やホールで見るのが当たり前だと思っていました」

大鶴「野外の場合、防音もないから声もしっかり出さないと、お客さんに聞こえない。テントの外では車の走る音や、女学生が騒いでいる声なんかも、普通に聞こえてくるからね(笑)」

ゆま「新宿という場所柄、めちゃくちゃ、うるさそう」

大鶴「実際、女性向けの求人募集のトラックなんかが走ってくるからね(笑)」

ゆま「あ~。大音量で歌を流しているトラックですね」

大鶴「シリアスなラブシーンで突然、あのノリのいい歌が外から聞こえてくることもあるんです」

ゆま「お芝居に集中できないじゃないですか」

大鶴「でもね、以前、役者の先輩に言われたんだけど、“お前は新宿で、女を口説いているとき、求人募集のトラックが横を走っていたら、気になるのか?”と」

ゆま「どうなんですか?」

大鶴「負けないね。

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