第4回「斎藤茂太賞」が、たかはたゆきこ『おでかけは最高のリハビリ! 要介護5の母とウィーンを旅する』に決定! 旅の優れた書籍を選出した「旅の良書2019」も発表 (2/5ページ)
また、「旅の良書」は、基本的に中学生以上を対象として、旅の持つさまざまな魅力を読者に伝えてくれる優れた書籍を選出するもので、斎藤茂太賞の選考過程でセレクトしたすべての作品を対象として、斎藤茂太賞の選考システムを活用して斎藤茂太賞実行委員会が選考・選出し、日本旅行作家協会の理事会の承認を経て認定するもの。今年が第1回目の発表となる。日本旅行作家協会選定の「旅の良書」マークを、選ばれた「旅の良書」の版元へ無償で提供する。
なお、斎藤茂太賞の授賞式は2019年7月25日(木)18時30分から、千代田区内幸町の日本プレスセンター内 レストラン・アラスカにて行われる。正賞は「クリスタルのトロフィー」で、 副賞は「30万円」。
[第4回「斎藤茂太賞」受賞作]
たかはたゆきこ『おでかけは最高のリハビリ! 要介護5の母とウィーンを旅する』(雷鳥社)
[審査員]
下重暁子(作家・日本旅行作家協会会長)
椎名誠(作家・日本旅行作家協会名誉会員)
芦原伸(ノンフィクション作家・日本旅行作家協会専務理事)
種村国夫(イラストレーター・エッセイスト・日本旅行作家協会会員)
[第4回「斎藤茂太賞」最終候補作]
■渡辺憲司『いのりの海へ ― 出会いと発見 大人の旅』(婦人之友社)
■たかはたゆきこ『おでかけは最高のリハビリ! 要介護5の母とウィーンを旅する』(雷鳥社)
■清水浩史『深夜航路 午前0時からはじまる船旅』(草思社)
[総評](下重暁子)
今年も最終選考に3作品が残ったが、旅というものをどうとらえるかによって、評価がまったく違ってくる。『いのりの海へ』は、最も紀行文らしい、お手本のような作品に仕上がっているが、まとまりすぎていて面白味に欠ける。面白さでいえば『深夜航路』が勝っているし、あまり知られていないような新しい情報も詰まっている。しかし、残念なことにガイド的な記述に終わっていて、船内ではいろいろなドラマがあるはずなのに、人が描かれていない。
残ったのが『おでかけは最高のリハビリ!』。