スイス人男性の精子数が激減。ドイツ・デンマーク・ノルウェーと並びヨーロッパで最低水準となる(スイス研究) (2/4ページ)

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・将来の出生率低下を懸念
ジュネーブ医学部遺伝子医学開発学科に在籍し、今回の研究に携わったサージ・ネフ教授は、「男性の精子濃度が1mlあたり4,000万未満だと、パートナーの自然妊娠が困難になるということを理解する必要があります」と言う。
ネフ教授と同様、同学科の共同研究者であるリタ・ラーバンさんは、次のように話している。
「スイスの若い男性の精子の質は危機に瀕しています。精子濃度や運動率、形態率のどれか1つ、もしくはそれぞれの組み合わせが下限値を下回ると、相手の女性が受胎能力のリスクに晒されます。つまり、将来の出生率に大きな影響を与える可能性があるということです」
研究では、多くの男性が受胎に至るまでにはかなりの時間がかかることを示唆しており、5%の確率で、医療補助生殖技術が求められるようになることも報告されている。