「結婚式代理出席」に「賞状技法士」 !? 50代、60代からの「副業&再就職」講座

日刊大衆

画像はイメージです
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 “人生100年時代”といわれる現在、年金支給開始を70歳に、さらに80歳にという議論まで高まってきていることは、ご存じの通り。数年前まで、60~65歳で定年を迎え、その後は悠々自適な隠居生活を と思い描いていた人もいるだろう。だが、現在、その人生設計を大きく考え直さないといけない状況になってきているのだ。

「まずは、定年から年金支給までのタイムラグを、どうしのぐのかです。貯金を切り崩しては後が苦しくなるし、支給の前倒しもできますが、毎月の支給額は減りますから、いずれにせよ、その分の穴埋めが必要になってくるんです」(フィナンシャルプランナー)

 とてもではないが、定年後ものんびりしている暇はなさそうだ。

「そのときになってから、どうしようと考え始めても遅すぎる。50代、遅くとも60代のうちから老後の資産形成を考え、副業や資格取得へと、具体的な行動に移していく必要があるでしょう」(前同)

 では、まずは「副業」だが、まだ会社に勤めながら50~60代でも始められる副業には、どんなものがあるのだろうか。

「仕事の隙間にできるのは、ネットやスマホを使っての副業。人気商品を安く仕入れて、Amazonやオークションサイトで転売する〈せどり〉は、利益は薄くとも単価の高いカメラなどの商品に特化するなどすれば、まだ十分に稼げる可能性がある。 登録してアンケートに回答することでもらえるポイントを、コツコツ貯めて現金やギフト券と交換することができる〈アンケートサイト〉も、毎日の通勤時にスマホでできるので、やってみる価値はあります」(ITジャーナリスト)

 ネット系が苦手なら、1日2万円という高額バイト料もある〈結婚式代理出席〉などが狙い目である。

「さまざまな年齢の出席者が求められますから、中高年以上の世代にも仕事がある。 スピーチまでやれれば、プラスαも期待でき、週末の有効活用にもなる。また、引き出物もいただけたりする。まずは専用サイトへの登録が必要です」(前同)

■検定・資格は早めに手をつけるべし?

 さらに、検定や資格を持っていると、さらに可能性は広がるだろう。検定合格、資格取得数600超のAll About「資格」ガイドの鈴木秀明氏は、こう話す。

「賞状、のし紙、あいさつ状や宛名等を書く仕事ができる〈賞状技法士〉は、合格後に検定の主催団体に登録すると、仕事を下ろしてもらえることもあり、昔から稼げる内職系資格の定番といわれていて、今も一定のニーズがあります」

 というから、美文字に自信のある人は挑戦してみる価値は十分にありそうだ。さまざまな団体が認定する〈翻訳系〉の検定・資格も、「実は、それぞれ業者が主催していたりするので、仕事を紹介してもらえます」(前同)という。

 また、地方に住む人には、各地の自治体や商工会議所などが認定する〈ご当地検定〉を取っておくと、観光ガイドとして収入が得られる自治体もあるという。さらに、今後、大きな可能性を秘めているのは〈ドローン検定〉だと言う。

「新しい検定ですが、カメラ空撮、測量、農薬散布や警備など、さまざまなシーンでドローンのニーズは高まってきています。今のうちに取っておくといいかもしれません」(同)

 こうした新しい検定・資格に、とりあえず早めに手をつけてみるというのは、先々を考えると大いに有効だ。

「いち早く新しい分野の専門家になっておけば、それだけで重宝されて、お金につながりやすいですからね。資格試験は、知名度が上がり、受験者が増えると合格しづらくなります。そういう意味でも、早めに取り組んでおくべきです」(同)

 何より、こうした情報にアンテナを張っておくことが、食いつなぐために最も必要なのである。高齢者雇用安定法第9条では、定年を65歳未満にしている事業主に対し、「65歳までの定年の引き上げ」「65歳までの継続雇用制度の導入」「定年の廃止」のいずれかの措置を実施することを義務づけている。

 定年後の働き方で第一の選択肢となるのは、まずは「雇用延長」だろう。

 6月3日発売の『週刊大衆』では、続けて「副業&再就職」を特集している。

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