サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「4歳牝馬サラキアの末脚炸裂」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「4歳牝馬サラキアの末脚炸裂」

 天皇賞・春から安田記念まで6週続いたGI戦は、ひと休み。

 今週のメインは東西ともGIII戦。東京のそれは、エプソムCだ。エアスピネル(マイルCS僅差2着)やソウルスターリング(オークス)など、GI戦で勝ち負けした馬の顔もあり、なかなかの好メンバーによる争いで、見応えある好レースが堪能できそうだ。

 馬券的に荒れることはマレで、本命サイドの競馬となる傾向にある。03年に馬単が導入されて以降、これまでの16年間、その馬単での万馬券は2回のみ(馬連0回)。この間、1番人気馬は5勝(2着4回)、2番人気馬は4勝(2着3回)。1、2番人気馬のワンツー決着は3回ある。

 というわけで、穴党向きの重賞ではなさそうだ。とはいえ、競馬は水もの。人気馬を信じ切って無条件に飛びついていいものかどうか。きっちり吟味することを怠ってはいけない。

 データをひもといてみよう。おもしろいことに4歳馬が圧倒的に強く、続いて5歳馬。この両世代でほぼ決まっている。過去16年での内訳は4歳馬9勝(2着7回)、5歳馬5勝(2着6回)というのは、頭に入れておいても悪くはない。

 比較的順当に収まる重賞と書いたが、穴党としてはデータを念頭に、少々ひねってみたい。

「4歳馬が強い」ということで目に入るのは2頭。サラキアと前走のメイSで1番人気を裏切ったレイエンダだ。いずれもやや人気薄だけに、当欄としては注目してみたい。

 特に4歳牝馬のサラキアだ。この馬を中心視する。

 牝馬で同レースを勝ったのは、最近ではルージュバック(16年)。22年ぶりのことだったが、これは牡馬に比べて牝馬の出走頭数が少ないからで、力のある牝馬なら断じて軽く見るべきではない。

 前走の阪神牝馬Sは10着に敗れたが、勝ったミッキーチャームとの差はコンマ3秒。3カ月の休み明けで体調がイマイチだったのに加えて、最内枠(14頭立ての1番枠)がたたって、終始包まれどおし。展開も向かず、参考外にしていい。

 この中間は、いったん放牧。

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