山里亮太の結婚にちょっとシンパシーを感じちゃったよ:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載262 (1/3ページ)

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山里亮太の結婚にちょっとシンパシーを感じちゃったよ:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載262

エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第262回 山里亮太の結婚にちょっとシンパシーを感じちゃったよ

 6月5日に入籍を発表し、日本中に衝撃を与えた(?)、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太と、女優の蒼井優。映画「フラガール」が公開されたとき、誰がこんな未来を予想したかしら。アタシも、ここ最近の結婚報道や熱愛報道の中では、もっともびっくりしたわ。

 まず、大竹しのぶ、田中裕子、裕木奈江あたりの、「同性から嫌われがちな色気」を持つ魔性の女の系譜に連なり、これまで数々の芸能人と浮名を流してきた蒼井優が、山ちゃんを結婚相手に選んだことへの驚き。

 でも、優の過去の恋愛遍歴を見ると、元彼が岡田准一、大森南朋、鈴木浩介、三浦春馬、石崎ひゅーい……と、「顔立ちが整ったイケメン」と「雰囲気のある個性派」を行ったり来たりしているので、山ちゃんを「個性派」枠ととらえれば、納得いく感じ。

ちなみにアタシの周りのゲイの中にも、「蒼井優好きじゃない」という子がチラホラいたんだけど(たぶんタダの嫉妬)、今回の報道で、優の好感度が急上昇。

ただ、逆に、たまたま誰もが羨むイケメンと結婚していたら、めちゃくちゃバッシングされたのかも……と考えると、他人ごとながらゾッとするわ。誰と結婚しようと、本来はその人の自由のはずなのに、ちょっとかわいそう。

 一方、今まで「幸せな男女を妬む非モテキャラ」を貫いてきた山ちゃんが、「結婚」という道を選んだのも驚き。

 山ちゃん、昨夜(5日深夜)、自身のラジオ番組「JUNK山里亮太の不毛な議論」で「幸せになったら、リスナーのみんなが俺のラジオ聴く意味なんかなくなって楽しくなくなるかなとずっと思ってて、結婚することが怖くて……」と語っていたけど、芸人としての悩み迷い、結構あったんだろうな。その気持ち、わかる……。山ちゃんと自分を同一に語るのもおこがましいけど、アタシも「幸せな人々を妬み呪うブス女装」売りをしてきたもの……。

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