ワゴン車の中でもステーションワゴン、1BOX、ミニバンの違いとは?レンタカーでも人気の各タイプの代表モデルを紹介! (1/5ページ)
私がまだ小学生だった1980年代、ファミリーカーの代表は大型のセダンでした。
我が家も当時人気のあったトヨタのセダンが家族の移動の足として、生活の中心にあったのを覚えています。
それから30年、今では家族の形態や生活パターンも多様化しそれに合わせて、自家用社もその役割が大きく変化しました。
そうした中で、自動車=セダンのイメージは薄れ家族の中心にある車の主流はワゴンタイプへと移り変わっています。
一言にワゴンと言っても「ステーションワゴン」「1BOX」「ミニバン」「ライトバン」・・・
と様々な呼び名があります。
今回は今さら聞けないいろいろなワゴンの違いについて詳しくご紹介していきます。
1BOXだと信じていた車が、実は・・・
■1BOX型のワゴン車ではまずはワゴンタイプの王道!1BOXタイプについてです。
引用元:MOBY
ワゴンタイプの話題でしばしば登場するのが「1BOX」と呼ばれるタイプのワゴン車です。
1BOXとはその名の通り、一つの箱としての構造をもった車の総称です。車は通常「居住空間」「積載空間」「エンジンルーム」の3つの構造に分かれています。
その3つの構造(部屋)を1つの箱の中に詰め込んだ構造をしているのが「1BOX」と呼ばれる車たちです。
何となく大きな箱型の車=1BOXと勘違いをされがちですが、見た目がそっくりでもこの構造上の特徴があっていないと「1BOX]とは呼べません。
商用バンから派生した乗用ワゴン1BOXの最大の特徴は、構造上の仕切りがないことから空間を最大限広く確保できる点にあります。
その為、もともと1BOXは荷物をたくさん乗せる機会の多い商用車として流通していました。最近ではその広い空間を売りにした家庭用の1BOXも多く販売されていますが、元々は荷物を載せることを前提とした「貨物車」として4ナンバーや1ナンバーの車が主流でした。