中丸雄一『わたし、定時で』吉高由里子への嫉妬も癒やされる「絶妙の抜け感」 (2/2ページ)

日刊大衆

仕事をするうえで、価値観の押しつけが周りを一番苦しめるということを、彼のぬるい笑顔が十二分に感じさせるのだ。

 そして、このドラマのもうひとつの見どころが、結衣と種田と諏訪の恋の行方である。第8話では、これまで穏やかそのものだった諏訪が、珍しく結衣にいらだつ姿が描かれた。そもそも元カレと同じ職場なうえ、飲み屋で種田から「まだ(結衣のことを)好きですよ」と言われたのだから、冷静でいられるほうがおかしい。ここで爆発しておいてよかった。

 しかし、それを演じる中丸雄一の人柄のせいだろうか、声を荒らげて不満をぶつけるシーンも威圧感ゼロなのだ。逆に結衣のことが本当に好きなんだと、ホンワカしたぐらいである。

■吉高由里子は向井理と元サヤに収まるのか?

 それに、ここで種田と元サヤになってしまったら、結衣はまた忙しい生き方になってしまうだろう。というのも、第8話で早朝、種田がジョギングをしているシーンがあった。あれだけ多忙なのに早朝ジョギング? 寝ればいいのに! ドラマの登場人物ながら「こりゃなにかしていないといけない人なんだ」と思ってしまった。

 向井が演じる種田は確かにカッコいい。が、諏訪の家を大切にする感覚、そしてなにより絶妙の抜け感。これは貴重だし、働き方改革を具現化したような存在ではないだろうか。中丸はこのドラマで新しい男性像を確立したと思っている。「僕も頑張るから2人で一緒乗り越えよう」ではなく、「無理をしない、させない安心感」を出す演技はすごいと思う。第9話では、残業する結衣と諏訪とのすれ違いも描かれていくが、結衣にはぜひとも思いとどまってほしい!(田中稲)

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