弾丸が木っ端微塵に砕け散る。軽量の発泡素材が開発される(米研究) (1/2ページ)

カラパイア

弾丸が木っ端微塵に砕け散る。軽量の発泡素材が開発される(米研究)
弾丸が木っ端微塵に砕け散る。軽量の発泡素材が開発される(米研究)


 新開発の中空の金属球で作られた軽量発泡素材――これを使えば、機関銃やスナイパーライフルに使われる50口径の弾丸すら太刀打ちできない。

 ノースカロライナ州立大学の研究者が15年前から開発を進めている新素材は「合成金属発泡体(CMF/Composite Metal Foam)」といい、戦車などに利用される従来の均質圧延鋼装甲と同じ防護性能を半分の重量で実現してしまう。

 つまり戦車の装甲をこいつに換装するだけで、防護性能を落とすことなく、車体を軽量化し、機動性と燃費を向上させられるのだ。
・耐火性や耐熱性もある超強力な軽量素材

 CMFの原料となるのはアルミニウムと鉄鋼で、これらを特許出願された処理法によって、内部に大量の中空ができるように形成する。金属製の発泡スチロールのようなイメージだ。

 これまでの実験映像では、CMFに向かって射出された中サイズの弾丸が木っ端微塵に砕け散っているシーンや炸薬弾の爆発でもビクともしないシーンが確認できる。


NC State: Metal Foam Obliterates Bullets

 それ以外にも、耐火性や耐熱性があり、いくつもの光線や放射線に対しても防護力を発揮することが実証されている。


・秒速819メートルの徹甲弾を防ぐ

 『via=ihub" target="_blank" title=""Composite Structures』に掲載された最新の実験では、CMFが12.7 × 99mmの50口径弾の衝撃にどのくらい耐えられるのかが検証された。


 実験では、CMFを前面のセラミック製の保護板と薄いアルミのバックプレートで覆い、そこへ向かって弾丸を秒速500~885メートルで射出。
「弾丸が木っ端微塵に砕け散る。軽量の発泡素材が開発される(米研究)」のページです。デイリーニュースオンラインは、海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る