「銃」と「ナイフ」はどちらが強いのか (3/3ページ)
Tueller drill video scale - YouTube
「ディフェンシブシューティング」「護身術」として、相手と格闘しつつコンシール状態からドロウを行ったり、銃を持った手首の関節を極めたりするなどの手技をよく目にする。見た目も派手で多くの「いいね!」を稼いでいるものもある。
しかし、互いに相手を認識・近接して、しかも武器を抜いている状況が非常に稀なことは、犯罪シーンを撮影した監視カメラ動画を見れば明らかであるし、そもそもこうした技術は使い所が限られる。これを間違えればそれこそ「銃撃戦にナイフを持ってくる」「ナイフファイトに銃を持ち出す」ということになりかねない。
結局のところ、いかに有利な状況を作って戦うか、そのチェスゲームの巧みさが「強さ」を決定するのである。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201906Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。