目の悩みの元凶はスマホ!? 間違いだらけの「目薬選び」 (2/2ページ)

日刊大衆

「こうした症状の場合、眼科を受診すると、結膜炎や、ものもらいと診断されることもあります。細菌感染している可能性もあるため、市販目薬を使用するなら、“抗菌”と書かれたものを選びましょう。成分は、炎症を抑えるグリチルリチン酸二カリウムやアラントイン、細菌を殺す抗生物質のスルファメトキサゾールが配合されているものを選んでください」(同)

 目のかすみやピントが合わない場合は、どうか?「パソコンやスマホを凝視して目を酷使し、ピントが合わない症状を訴える人が急増しています。ネオスチグミンメチル硫酸塩という成分には、眼球の末梢神経を活性化させる働きがあるので、ピント調節を助けてくれます」(前出の眼鏡士)

 目をつむり、温かいおしぼりを目の上に3分くらい乗せておくのも、ピントが合わないときに効果的とか。「花粉やハウスダストといったアレルギーで目がかゆいときは、抗アレルギー成分であるクロモグリク酸ナトリウムやクロルフェニラミンマレイン酸塩が含まれているかが、ポイントになります」(薬剤師)

■ドライアイ、コンタクトレンズ使用時の注意点

「中高年に多いドライアイは、まばたきの回数が減るために起こるので、涙の成分に近い塩化ナトリウムや塩化カリウムを補えば、改善されます」(前同)

 コンタクトレンズを使用している人で、着用したまま点眼したいという場合は注意が必要だ。「“コンタクトしたままOK”とある目薬を使用してください。ただ、ハードはOKでもソフトはダメな場合もあるので、表記をよく読んでください。加えて、ベンザルコニウム塩化物やパラベンなどの防腐剤が含まれる商品も、コンタクトを着けたまま点眼することは避けるべきですね。目薬の主成分は水分。使用時に雑菌が混入し、繁殖するのを避けるため、市販薬の多くには防腐剤が含まれています。防腐剤がコンタクトレンズに付着すると、角膜を傷つける恐れがあるんです」(同)

 ここまで、症状に合った目薬を選ぶコツを解説してきた。では、最後に、“正しい目薬の差し方”を前出の奥山院長に教えてもらおう。

「まず、雑菌が入らないように、手を洗ってから容器に触れてください。軽く“あかんべえ”をして、目の下の端に1滴落とす。1滴で十分。たくさん差しても無駄なだけです。点眼時に、目は頭のてっぺんを見るようにするとうまく差せます。薬液が目に入ったあとは、パチパチまばたきするのではなく、しばらくまぶたを閉じ、目頭を軽く押さえてください」

 また、ひとくくりに目薬といっても、200円を切るものから1500円以上する商品がある。高いほうが効果も高いと思いがちだが、「値段は関係なし。同成分ならば安いほうがお得」(前同)という。

 正しい知識を身につけて、目を労ろう!

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