「イタリアン」という名の焼きそば!? 新潟県民なら誰もが知っているソウルフードはこれだ!

オヒトリサマ

「イタリアン」という名の焼きそば!? 新潟県民なら誰もが知っているソウルフードはこれだ!


出典:食べログ

ジメジメした梅雨の季節でも、美味しい物探しには余念がない「さすらいの旅人」氏が、前回に引き続き新潟県のグルメを大特集☆

3回目となる今回は、海の幸よりはちょっぴりマイナーな、新潟県の「麺類」について紹介します♪

パスタではない、「イタリアン」と呼ばれる料理…知っていますか?


「さすらいの旅人」氏がおすすめする、新潟県の絶品グルメ☆
①小嶋屋総本店
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十日町駅の北西部、田園風景が広がる中に、巨大な水車が目印の「小嶋屋総本店」は、なんと創業1922年という、老舗の蕎麦屋さん。

ここは、全国でも有名な「へぎそば」発祥の地。

そもそもへぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使い、ヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦のこと。

へぎ=片木と呼ばれる、剥ぎ板で作った四角い器に載せて供されることから命名され、冷やした蕎麦3 ~4人前を、一口程度に小分けにし、丸めて盛りつけることから「手振りそば」とも呼ばれ、器の「へぎ」は、「剥ぎ(はぎ)」が訛ったもの。

そんな歴史ある名物「布乃利へぎそば(一人前)」(700円)ですが、布海苔は獲れた時、赤紫色ですが、混ぜ合わせながら煮ると緑色に変化するのだそうです。

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蕎麦つゆに付けて食べてみると、ツルツルと喉越しが良く、つなぎに布海苔を使うことで 強いコシを感じられ、とても美味しい☆

また、へぎそばの特徴でもある、カラシを付けて食べてみると、ワサビとは全く違う、マイルドな辛さが絶妙で、これは家でも試したくなるような味わい♪

ただ歴史があるだけでなく、5回も皇室へ献上されている至高の一品は、そば好きならその味を知っておく義務がある名物です♪

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◆小嶋屋総本店
・場所:新潟県十日町市中屋敷758-1
・電話番号:025-768-3311
・営業時間:11:00~20:30
※定休日:無し(元旦は休業、その他臨時休業日あり)

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、新潟県の絶品グルメ☆
②みかづき 万代店
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JR新潟駅の万代口を出て、信濃川方面に進んだところにある繁華街・万代シティ内に位置する「みかづき 万代店」は、新潟市内を中心に22店舗を展開する一大チェーン店。

みかづきの看板メニューは、焼きそばにミートソースをトッピングした、新潟以外の人にはあまり知られていない、その名も「イタリアン」と言い、セブンイレブンなどにて地域限定で販売されるほどの人気メニュー。

そのイタリアンの2大勢力といえば、この「みかづき」と「フレンド」(後述)で、両店舗の会長は古くからの親友…という共通点があります☆

さて、まずはみかづきの「イタリアン」(340円)はというと、プラスチックの楕円のお皿に、太麺の焼きそば、その上にミートソースがトッピングされていて、刻み生姜が添えられています。

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みかづきのイタリアンは、箸ではなくプラスチック製のフォークで食べるシステム。

最初に麺とミートソースを別々に食べてみると、どちらも想像していた以上に薄味に仕上げていますが、この薄味の2つが合体すると、あら不思議…焼きそばでもない、ミートソースのパスタでもない、未知なるイタリアンが完成しているではありませんか!

ミートソースの酸味を感じるので「和」より、どちらかと言えば「伊」寄りの味わい。


出典:Youtube

気になるイタリアンの作り方は、最初に大きな鉄板でキャベツを炒め、自社工場でイタリアン用に開発された、太めの中華蒸し麺を合わせます。

そして、果物・野菜ベースの特注ソースを入れ、大量のモヤシと合わせたら、普通より薄味の焼きそばが完成!

価格もリーズナブルで、ファストフード店と同じく、ランチに良し、そして学生のおやつとしてもイケそうなイタリアンは、サイドメニューの定番はポテトフライと、これまたファストフードらしいメニュー。

これぞ「新潟ならでは」のソウルフードですので、新潟駅に着いたら、まずは腹ごしらえにイタリアンを食するのがおすすめですよ♪

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◆みかづき 万代店
・場所:新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンタービル 2F
・電話番号:025-241-5928
・営業時間:10:00~20:00
※定休日:1月1日

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、新潟県の絶品グルメ☆
③フレンド 喜多町店
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JR長岡駅と長岡インターの中間、やや長岡インター寄りの国道8号線沿いにある「フレンド 喜多町店」は、その立地以外の理由でもぜひ車で行ってほしい人気店。

その理由とは、1976年に当時アメリカへ研修旅行に行っていた創業者が、現地で導入されているドライブスルーを見て、日本で初めてドライブスルーを取り入れたという、歴史あるお店なのです。

フレンドはショッピングモールなどのショップインショップをメインとして、長岡市を中心に9店舗展開しており、名物は前述した通り「イタリアン」。

フレンドの看板メニューのイタリアンは単品だと330円、イタリアンと一緒に食べる餃子が単品で330円(8個)、なのでその両方を楽しめる「ペア(餃子4個)」(440円)を注文。

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焼きそば・ミートソース・餃子がプラスチックの容器に同時に盛り付けられ、日本・イタリア・中国の三国合作プレートのよう!

みかづきでは刻み生姜でしたが、フレンドでは紅生姜が添えられており、またこちらはお箸でいただくスタイル。

薄味の焼きそばに、肉の旨味タップリのミートソースが加わり本領発揮し、焼きそばではない、ミートスパゲティでもない、オリジナルの食べ物になっています♪

餃子は香辛料や調味料にこだわり、野菜をタップリ使用したアッサリ味なので、何故かイタリアンとの相性も良好☆


出典:Youtube

ちなみに、こちらのイタリアンの作り方は、フレンドでは焼きそば定番の中太麺で、具材はシンプルにキャベツとモヤシのみ。

これらを大きな鉄板で炒めて、やや甘めのウスターソースとトンカツソースをブレンドしたもので薄味に仕上げる一品。

また、以前経営していた甘味処から軽食屋さんへと転換する時に、たまたま餃子職人と知り合い、餃子をウリにした軽食屋になったことから、餃子を販売する流れになったとのこと。

つまり、イタリアンよりも前に餃子がメニューとして提供されているということで、そう思うと、餃子と中華風焼きそばを食べている気分にも浸れます(笑)

みかづきとはまた違った魅力を持つフレンドは、ちょっとノスタルジーを感じる店内で食べるのもいいですが、歴史あるドライブスルーでの注文も捨てがたいですね♪

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◆フレンド 喜多町店
・場所:新潟県長岡市喜多町572
・電話番号:0258-28-0152
・営業時間:10:00~19:00
※定休日:無休

☆このお店のより詳しいレビューを見たい方はコチラから☆

「イタリアン」というワードには聞き馴染みはありますが、新潟県内で意味する「料理」を知っている方は、意外と少なかったのでは?

まだまだ未知の魅力溢れる新潟について、次回以降も特集していきますので、引き続きご期待ください♪


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