料理の美味しさ、不味さは思ってる以上に「食感」が大きなカギを握っている可能性(米研究) (2/4ページ)

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とはいえ、人によって味や香りへの感度はそれぞれだろう。味に敏感な人もいれば、鈍感な人もいる。そこで研究者は、食感についても敏感な人や鈍感な人がいるだろうと考えた。
これを調べるために、フォン・フレイ・フィラメントというちょっと変わった器具が使われた。歯ブラシのブラシが一本しかないようなものを想像してもらえばいい。
ブラシにはさまざまな太さのものがあり、これを舌に押し付けることで、圧力に対する感度を測定することができる。
・チョコレートの滑らかさを区別する
チョコレートの場合、一般に高級なチョコレートほどそこに含まれる粒子は小さく、滑らかな口当たりとなるのだが、人はこうした粒子の違いを区別できるのだろうか?
先ほどの研究者は、フォン・フレイ・フィラメントで優れた感度を示した人ほど、チョコレートの滑らかさの違いを上手に区別できるだろうと予測し、それを実際に確認してみた。
実験は、被験者に6種類のチョコレートを試食してもらうというもの。それらは基本的に同じ材料を使っているのだが、含まれる粒子の大きさが30~80ミクロンまでに調整されており、それぞれ別々の食感が与えられている。
実験の結果、舌の中心が敏感だった人は、確かにチョコレートの違いを上手に区別することができた(ただし、舌の側面についてはこの限りでない)。