ふがいない人生を大きく好転させるための「11の 智恵」 (1/2ページ)
ある朝、目が覚めると、体が金縛りのように動かなくなっていた。
自分のことを「奴隷」呼ばわりする上司のパワハラに耐えながら、毎日を過ごしていたマサユキ。妻と息子もおり、2年前に会社から通勤片道2時間のマンションを購入したばかり。なんとかこれまでやってきたものの、「もっと死ぬ気でやれ」と言われ続けた心身は限界を迎えていた。
ここで休まなければ、自分は本当に死ぬ――。高熱が出たと嘘をついて会社を休み、精神科で診察を受けたマサユキは「うつ病」という診断を受ける。
そして、意を決し「当分の間休みます」と上司に連絡を入れた後、すべての連絡手段を遮断し、スピリチュアルに詳しい友人のアドバイスをもとに一人旅に出かけた。
目的地は高野山・奥之院。
そこで彼はとんでもないものに出会うことになる。
これは人気ブロガーで、スピリチュアル関連のイベントを多く手掛けるSHINGO氏が執筆した『夢をかなえる龍』(光文社刊)の序盤のあらすじであり、そのベースになっているのは彼自身が経験した実話である。
SHINGO氏は上場企業に14年勤務したが、ストレスと過労で体調不良に。そして、マサユキと同じように高野山・奥之院に向かい、「龍神」と出会う経験をしたという。
そう、作中でマサユキが出会ったとんでもないものとは、「龍」なのである。
本作は天から遣わされた龍“コハク”とのやりとりを通して、マサユキが自分自身の人生を歩んでいくストーリーだ。
何事にも消極的で、なかなか周囲に目を向けないマサユキだったが、龍からのメッセージを受け取っていく中で少しずつ成長していく。コハクとマサユキの軽妙なやり取りも本作の読みどころの一つなのだが、ここではマサユキが学んだ「龍の知恵」について紹介しよう。
「龍の知恵」とは、コハクがマサユキに授けた11個のスピリチュアルな知恵のことだ。
それまで自分の力で生きてきたマサユキに対して、龍は別の視点を通した気づきを与え、人生がより上向くように行動を促す。