福井が「ラーメン県」最下位だなんて、とんでもない! 敦賀市からの熱い反論を聞く (2/2ページ)

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「一力」の中華そば(画像提供:一力)
「一力」の中華そば(画像提供:一力)

次に電話で話を聞いたのは、「中華そば 一力」の菅井宏治(ひろはる)さんだ。敦賀市中央町で、二代にわたって営業を続ける老舗の一つである。上の写真は、「一力」の中華そばだ。

「先代である父が、1960年代初頭から屋台ラーメンを営んでおりました。当時は20台ほどの屋台が流していたそうです。豚骨と鶏ガラで出汁をとった醤油味のスープが基本です。見た目には、脂が浮いていない、あっさりとした味が特徴です」と菅井さん。

菅井さんは、店を継ぐまで、福井市内のホテルでフランス料理のコックをしていたというが、「父が作るスープを見て、ブイヨンの作り方に共通するものがあることを知り、父はどうやってその手法を学んだのだろう、と驚いた経験があります」と語る。フランス料理のスープと中華そばのスープとの意外な接点である。豚骨と鶏ガラを煮出し、ニンニクやショウガを加えてつくる黄金色のスープが特色だ。

麺は中細のウエーブ麺で、北海道産小麦粉にこだわっている。福井県の嶺南地方は水質の良いことで知られているが、大釜に入れ湯がくと、小麦粉独自の風味が出てくるという。

もう一つのこだわりは、厨房をはじめ店内を清潔に保つこと。店がきれいだと、女性のお客さんが入って来てくれるそうだ。「うちは、女性のお一人様が多いんですよ」と、菅井さんは誇らしげに話してくれた。

ほんとうに最下位県なのだろうか。福井県のラーメンも相当に熱かった。

ちなみに、もう一つの最下位県、島根県については、こちらをお読みいただきたい。

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