「老後資金2000万円」貯めるちょっとグレーな蓄財術(1)「100年安心」は大ウソだった (2/2ページ)

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でも、いきなり2000万円という法外な金額をふっかけられて、愕然としているのだ。なのに、政治家たちは次の選挙しか頭にない。それもそのはず、センセイたちは余裕の生活ぶりなのだ。
 
17年12月に公開された閣僚の保有資産報告書によれば、麻生氏の総資産は断トツの5億2303万円。渋谷区にある自宅は「麻生御殿」と呼ばれるほどの大邸宅で、先の資産額は課税標準額で公表されていて、実際に売り飛ばすと10倍の価格になるという。資産家である麻生氏は金の使い方もハンパない。政治資金報告書にある飲食代は毎年約2000万円前後。経費とはいえ、実にうらやましいかぎりだ。朝倉氏が続ける。

「総理時代にカップ麺の値段を『400円くらい』と答え、金銭感覚が庶民とズレているのは明らか。永田町でも若手議員の時から、お金に困ったことがない政治家として有名でした」

 6月14日の衆院財務金融委員会で麻生氏は、自身が年金を受給しているかどうかを知らないと話し、

「年金がいくら入ってくるか、自分の生活として心配したことはございません」

 と言い放った。さすが、セメント事業や病院経営などの多角経営で知られる「麻生財閥」のボンボンだ。

 当然、安倍晋三総理(64)とて、金には困っていない。その総資産は1億396万円を数え、老後の心配なんて微塵もない。議員年金も年間400万円以上を受け取る(制度は06年に廃止も、権利を有する議員には今も税金から支給されている)ウハウハ特権を有することだし、どうもセンセイたちだけは「100年安心」ということらしい。

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