原監督が方針転換“163キロ右腕”大船渡高・佐々木獲り (3/3ページ)

週刊実話

今季、序盤戦の不振を考えると、後継者育成を急がなければなりません。『未来のエース』と言われる’16年のドラフト5位、髙田萌生がまだ一軍で勝利していないことを考えると、後継者の育成を早めなければなりません」(前出・ベテラン記者)

 昨年のドラフトでは根尾昂の指名に失敗し、2回目の入札でも吉田輝星の獲得を見送っている。その時、1位指名した高橋優貴は、3勝3敗の成績(6月17日現在)。巨人のドラフトは間違っていなかったわけだが、物足りなさを指摘する関係者も多い。ペナントレースの行方に関係なく、ドラフト会議が近づくに連れ「1位・佐々木」の機運は高まっていきそうだ。

 「目下、佐々木は剛速球を封印し、投球術を勉強中です。130キロ台後半から140キロ台半ばに球速を抑え、低めに変化球を集めるピッチングに徹しています。チーム全体の底上げも目的で、2番手以降のピッチャーを起用する試合も増えています」(同)

 この抑圧された時間も、チーム愛を学ぶ機会となるだろう。「令和の怪物」は、12球団1位指名の快挙でいっそう箔が付きそうだ。

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