美女の前で“チョレイ”! 日本酒で出会いも…「男の新しい趣味&大人の遊び」

日刊大衆

写真はイメージです
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 毎日がマンネリでは老けこむばかり。まだ見ぬ世界に一歩足を踏み入れて小僧には出せない魅力を備えよう!

 休日はゴロゴロ……では男がすたる! 人生100年時代、後半戦をさらに楽しめる、新たな趣味を見つけてはいかがだろうか。

 まずは、日々の生活に彩りとトキメキを与える“出会える趣味”から。激しいスポーツは苦手だが、運動不足が気になる方に最適なのが「卓球」だ。「1950〜70年代、卓球は日本のお家芸で、荻村伊智朗や長谷川信彦など何人もの世界チャンピオンを輩出しました。現在の50代以降に卓球経験者は実は多いですから、始めやすいはず。まずは近所の公共の体育館で、卓球の一般開放日を調べて出かけてみましょう。レベルに合った相手が必ずいますし、同世代の仲間はもちろん、若いママさんとも仲良くなれます」(スポーツライター)

 美女の前で「チョレイ!」の雄叫びをあげたいものだ。

 また、「日本酒」を趣味にして、ワンランク上の酒飲みを目指すのも楽しい。『蔵を継ぐ』(双葉社刊)の著者で唎酒師の山内聖子氏は、「近所に、行きつけの地酒屋さんを見つけるところから始めてみては」と、こう話す。「まずは居酒屋などで飲んで美味しかった銘柄を覚えておいて、“○○っていうお酒が美味しかったんだ”と店主に伝えてみてください。こだわりの地酒を揃えた酒屋さんには話好きの店主が多く、いろいろ教えてくれる。そんな酒屋さんを見つけ、自分好みのお酒を見つけるのは楽しいですよ」

 “当たり”の酒屋の見分け方はというと、「銘柄の暖簾がかかっていたり、ラベルがたくさん貼ってあるなど、日本酒を売りたいという思いが外観に表れている店」(前同)

 出会いも求めるなら、「日本酒ブームの影響で、日本酒講座が各地で開かれていますが、意外にも若い女性の講師や受講者が多いんです。また、各旅行会社の酒蔵見学ツアーも増えていて、試飲しながら参加者同士の会話も弾みます」(フードライター)

 続いてのオススメは、渋い趣味の代表「城めぐり」。歴史好き女子“レキジョ”ブームの効果で、意外にも出会いの宝庫なのだという。「城めぐりイベントでは、30人の定員に60人もの応募があることも。しかも、その半分が20〜30代の女性だったこともありました」(城マニア)

 城めぐりの魅力について力説するのは『一度は行くべき 行きにくい城』の編纂者・中地拓也氏。「初心者は天守閣、石垣にまずは注目。石垣ひとつとっても、自然石を用いた無骨な野面積みから、キレイに石を組み込んだもの、垂直に積まれたものから、緩い勾配のものまで多種多様です。20〜30メートルもある江戸城や大坂城の石垣には圧倒されます。目が肥えると、土の起伏を見ただけで、かつての城の姿が見えてきますよ。山沿いには、“あの山、昔は城だったのでは?”という場所が各地にあるんです」

 旅行会社主催の城めぐりツアーも多数あるので、参加してみるのもいいだろう。

■既婚者同士の合コンも

 一方、ストレートに出会いを求めるなら「合コン」を趣味にする手もある。出会い系に詳しいライター・鎌田和男氏は、こう語る。「現在、“既婚者同士の合コン”を開催するサークルが急増しています。男女とも、ほぼ単独参加。50代男性でも参加できる合コンも多いので参加しやすいはずです。〈既婚者 合コン〉でネット検索をかけると、いくつものサークルがヒットしますよ」

 続いては、費用は抑えつつ、知的好奇心を満たす“コスパ抜群の趣味”。昨今の“町中華ブーム”の仕掛け人でもある、コラムニストの下関マグロ氏は、「“町歩き”に勝るものはないのでは」と、こう続ける。「まずは普段の靴、服装のまま歩いてみる。その中で、ラーメンでも蕎麦でも銭湯でも、なんでもいいので、自分なりの“歩く楽しみ”が見つかるはずです。スマホの古地図アプリをもとに町の歴史をたどるのもいいし、逆にスマホのMAPを開かずに、あえて道に迷ってみると、思わぬ名店に巡り合えて楽しい」

 散歩自体はタダだけに、まさにコスパ最強だ。「歩いていると、電車で一駅、二駅、バス停の3〜4個分はすぐ。浮いた交通費を手帳につけていたら、ひと月に5000円くらいの倹約になりました」(前同)

 また、旅好きに最適なのが「駅弁」めぐり。芸能界きっての駅弁マニアとして知られる、ブッチャーブラザーズのリッキー氏は楽しみ方を、こう教えてくれた。「駅弁には各地域のご当地グルメが凝縮されています。弁当にかかっている“かけ紙”のデザインや容器、経木の形もさまざまで、コレクター心をくすぐります。また、“かにめし”といえば福井が有名ですが、全国の海沿いの駅には多様なカニ弁当がある。そういう一つのジャンルに絞って楽しむのもイイのでは」

 さらに、数多くの駅弁マニアを取材したグルメライターは、こう語る。「マニアが薦めるベスト3は、広島の宮島口駅でしか買えない『うえの』の『あなごめし』、岩手県久慈駅の『うに弁当』、北海道小樽駅の『海の輝き』。また、駅弁激戦区は米原、仙台、新潟で、新潟の弁当は何を食べても旨うまいですね。ちなみに駅弁好きのヨネスケさんは、佐賀県有田駅の『有田焼カレー』が大のお気に入りで、食べ終わった後の有田焼の器が大量にあるそうです」

 新たな趣味&遊びを見つけて枯れない男になろう!

■料理教室、社交ダンス…出会える趣味

●料理教室 初心者なら男性限定クラスで美人講師に手取り足取り教えてもらうのもよし、普通クラスで20~30代の花嫁修業中の女性に囲まれるもよし。食通にはレストラン主催の教室も◎。

●カルチャーセンター 複数回開催の講座なら「来週、授業のあと皆で飲みませんか?」と誘いやすい。とりわけ俳句講座は、テレビ番組『プレバト!!』(TBS系)の影響で若い女性受講者が急増している。

●社交ダンス 男女ペアで体を密着させて踊るため、映画『Shall we ダンス?』のような展開がなくもない。仲を深めるなら小規模なダンス教室を選ぶのがコツ。運動量が多いのでダイエットにも。

●ボランティア 参加しやすいのは地元の清掃活動。地域の情報も入ってくるし、人脈も広がる。穴場は議員事務所が募集しているボランティア。有閑マダムのほか夏休みには女子大生がワンサカ。

●ランニング 最近のブームで、ロッカーとシャワー完備のランステーションやスーパー銭湯が増加中。社会人ランニングサークル、企業主催のランニングイベントには美意識の高い女性が多数。

●陶芸 無心になって、ろくろを回せばストレス解消にも。渋いイメージだが、最近は主婦や20~30代OLの間でも人気。3000円程度で1日体験できる教室が多いので気軽に挑戦できる。

■裁判傍聴、無料美術館…コスパ◎な趣味

●仏像&道祖神めぐり 旅好き、カメラ愛好家が行きつくのが仏像めぐり。「初心者でも絵葉書きのような写真が撮れます」(カメラマン)。また、山歩きしながら異なる形状の道祖神を撮影する人も多い。

●裁判傍聴 裁判は平日の10~12時、13時~17時。受付に当日行われる裁判内容の一覧「開廷表」があり、好みの裁判を傍聴可能。ニュースで見た容疑者を生で目にする刑事事件は興味深い。

●プラモデル 少年時代に熱中していた中高年世代に人気が再燃しており、石坂浩二もドハマリ中。組立・塗装に必要な工具や材料をそろえた“プラモデル工房”を併設した玩具店も増えている。

●流木あつめ 川原や海辺に転がっている流木が昨今、インテリアグッズとして大人気に! フリマアプリなどでは800円~数千円で売買され、買い取り業者もある。散歩ついでに小遣い稼ぎ!

●無料美術館・博物館 宮内庁の三の丸尚蔵館、外務省の外交史料館など国が所有する貴重な美術品や資料をタダで拝める施設は穴場。大学付属の美術館、博物館も入場料は無料~300円程度の施設が多い。

●青春18きっぷ 18歳より中高年の利用が増加。1枚1万1850円の切符で5回(1日あたり2370円)、JRの普通・快速列車が乗り放題。関東の旅なら1日乗り放題の「休日おでかけパス」2670円も◎。

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