〈目からウロコの健康術〉 汗をかきやすい夏に急増する! 「尿路結石」は再発しやすい厄介な病 (1/3ページ)

週刊実話

 突如として激痛に襲われる「尿路結石」。それは「痛みの王様(king of pain)」の異名を持つほど。この地獄の苦しみから逃れるには、どうしたらいいのだろうか。

 体験者から聞くと、「のたうち回るような痛さ」「地獄の痛み」とか、尋常な痛みではないことが分かる「尿路結石」。これは、尿路系に沈着する結晶の石である結石のことをいう。もしくは、その石が詰まってしまうことにより起きることだが、この時にしばし激痛を伴うのだ。

 さまざまな要因については明確になっていないが、発症は動脈硬化と類似し、メタボリックシンドロームの病態の一つだと考えられるようになってきた。

 お笑いコンビ『笑い飯』の西田幸治さんは、5年ほど前に自宅で突如、痛みに襲われた。その時の体験を後にこう語っている。

 「金玉に針を刺したような、股間にドッチボールが命中したときのような衝撃を受けました」

 とにかく尿路結石の痛みは激烈で、まれに失神する患者もいるそうだ。尿路結石は腎臓、尿管膀胱、尿道にできやすく、特に中年男性に多い。腎臓結石と尿管結石を「上部尿路結石」、膀胱結石と前立腺結石を「下部尿路結石」といい、日本人の場合は上部尿路結石が大半を占める。

 東京労災病院泌尿器科担当・新井達也医師は次のように話す。

 「男女比では、2.4対1の割合で男性が多く、日本人の生涯罹患率は15%程度です。女性は閉経後に多く発症し、50〜70歳代が多くなっています。尿路結石は“痛みの王様”と言われるくらいの激痛の場合が多く、腰の周辺や脇腹、背中側に感じられ、倒れ込んだり、まれに失神する人もいるほどです。結石になる患者さんで正しい知識を持っている人は少なく、とんでもない状態になってから来院することが珍しくありません」

 さらに同医師は、尿路結石の前兆としての分かりやすい症状につて、こう説明する。

 「まずは血尿です。おしっこに血が混ざりますが、色は真っ赤とは限りません。コーラ色のようなこともあれば、朝一番にトイレに行ったときのように、やや濃い目の尿のときもある。

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