巨人・原辰徳監督が下す前半戦の「鬼辛口通信簿」 (2/3ページ)
彼はトレード候補だったんですが、4月中旬に暴行事件を起こしていたことが発覚したため、手を挙げる球団がなくなったようですね」(前出の関係者)
計算が立たない澤村を原監督が、なぜ使い続けるのかというと、「宮國(椋丞)や野上(亮磨)に投げさせるよりはマシ、と判断しているからだろう」(巨人OBの一人)
ことほど左様に、リリーフ陣は手薄なのだ。唯一の収穫は若手の左腕・中川皓太が台頭してきたことくらい。ただ、「中川にクローザーは荷が重すぎる。経験不足もあって、2~3試合打ち込まれたら壊れてしまうかも」(前同)という。先発陣も不安要素がいっぱいだ。
「“絶対的エース”の菅野(智之)がガタガタ。自己ワーストの10失点を記録したし、腰か股関節に不安を抱えているという噂もある。いずれにせよ、エースが本調子じゃないチームは優勝できない」(同)
先発投手で好材料と言えるのは、「今や“事実上のエース”となった山口俊の活躍と、桜井俊貴の台頭くらい」(前出の番記者)というから、心もとない。
■丸は「本当にいい買い物をした」
野手に目を向けてみよう。期待通りの活躍を見せているのは、坂本勇人と丸佳浩の2人。前出の黒江氏も、「坂本と丸は文句なしの及第点!」と太鼓判を押す。
「中継ぎ陣とエースの菅野が不安を抱える中、巨人がペナントで首位(交流戦終了時点)にいられるのは、坂本と丸の活躍があったから。加えて、ライバル広島の不調も手伝っている。