信じられないほどハマっていた「漫画・アニメ」実写化映画のキャスティング (4/4ページ)

学生の窓口

かなり古い作品(漫画連載1968~1973年/アニメ版1970~1971年・1980~1981年)なので、大学生の皆さんは読んだことがないかもしれません。

不良少年「矢吹ジョー」が、その才能をトレーナーである丹下段平に見いだされ、ボクサーとして活躍する様子を描いた作品です。

率直にいえば、同作は映画としては評価が分かれる出来ですが、俳優陣の役作りは間違いなく称賛に値するでしょう。実際に減量を行って極限まで体を絞った伊勢谷友介さんの肉体は鬼気迫る迫力を放っていますし、香川照之さん演じる丹下段平も見逃せません。

丹下段平はスキンヘッドに黒の眼帯という、いかにも漫画的なキャラですが、香川さんは原作漫画のまま演じ切っています! 香川さん自身がボクシング・ファンということもあり、その熱演は見事です。

「立つんだジョー!」の言い方が、アニメを踏襲しているのも、原作に対するリスペクトが感じられます。

桐山零の空気感まで再現! 神木隆之介恐るべし
『3月のライオン』前編・後編(2017年)

羽海野チカ先生の漫画『3月のライオン』は、孤独な高校生棋士「桐山零」が温かく接してくれる人たちに触れ、人間的に成長していく姿を描いた作品です。

羽海野先生の作品は、懸命に生きる人への優しい視点を持っているのが特徴。同作でも、主人公の零をはじめ、登場人物はそれぞれに心の傷を抱えていますが、それでも明日を信じて前に進んでいくのです。

この実写映画化作品でも、原作にあるその視点が大事にされていますが、これは間違いなく大友啓史監督の手腕です。演出が行き届いているので、原作のキャラクターを損なうことなく現実の人物へと置き換えることに成功しています。

特に神木隆之介さん演じる主人公「桐山零」の見た目・空気感は、パーフェクトに原作漫画を再現しています。神木さんはもともと非常に演技のうまい人ですが、所在なげな感じや、勝負の際に見せる目力など、出色の演技です。

実際に零がいたらこんな感じだろうと誰もが納得するハマりぶりです。

まとめ

他にも、信じられないぐらいキャスティングがハマった実写映画はあります。浦沢直樹先生の同名漫画を実写映画化した『20世紀少年』なども、その一本として挙げることができるでしょう。

漫画・アニメの実写映画化作品は、とかく原作ファンから厳しい目で見られるもの。製作サイドとしても、いかにファンに納得してもらえるかがキーポイントになります。今後もどんな作品が実写映画化されるのか、楽しみに待ちましょう!

(高橋モータース@dcp)

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