幸せな職場を創るのに大切な4つのキーワードとは? (1/2ページ)
幸せな職場を創りたい、でも何からどう始めていいかわからない。そんな職場での悩みを抱える人におすすめしたいキーワードが4つある。
それは「感謝」「寛容」「楽しむ」「Yes, and」の4つ――。
「働きがいのある会社」ランキングで毎年トップ10に名前を連ねる株式会社ディスコの経理部長・小林嘉男さんは、著書『職場を幸せにするメガネ~アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント~』(まる出版)の中でこう語る。
「感謝」「寛容」「楽しむ」の重要性はほとんどの人が理解できるはず。そこで今回は、4つめのキーワードである「Yes, and」に注目したい。
■第一声を変えるだけで、部下との関係が変わり出す小林さんは、かつて鬼上司だった時代がある。そのときに行っていたのは、部下のダメ出しだ。部下を一人前に育てたい、だからしっかり鍛えようと思っての「上司心」からだったが、信頼関係を構築できず、部下はどんどんやめていった。その結果、「否定し合う文化ではなく、認め合う文化の重要性」に気づくことになる。
だが、上司は具体的に何から始めればよいのか? 大切なのは、コミュニケーションの第一声を変えることだという。具体的には、第一声を「Yes(そうなんですね)」で始めるのだ。「部下がついてこない」「心を開いてくれない」と悩む上司は、それだけで部下とのコミュ二ケーションに変化がみられるようだ。
ここで陥りやすいのが、せっかく「Yes」で受けたにもかかわらず、自分の意見を主張したいがために「But(でもね)」を使い、結局否定してしまうこと。そこで身につけたいのが、「Yes(そうなんですね)」で受けて、「And(そして)」で展開する「Yes, and」の習慣だ。
【「Yes, but」の事例】
「Aがいいと思うのですね。でもね、私はBのほうがいいと思うのですが」
【「Yes, and」の事例】
「Aがいいと思うのですね。