恋愛と相性の悪い「SNS」の世界 (1/3ページ)

マイナビウーマン

恋愛と相性の悪い「SNS」の世界
恋愛と相性の悪い「SNS」の世界

「SNSは便利で楽しくていいんだけど、これほど恋愛と相性の悪いメディアツールはないね」とは私の友人で同い年の男性の弁だが、なかなか言い得て妙だと思った。

実際、具体的にSNSによって起こる恋愛へのマイナス効果を数えるときりがない。どこで何をしている、昨年のクリスマスは何をしていた、というような、相手に伝えるつもりではなかった情報が、伝わってしまう可能性がある。

うっかり無視してしまった電話を「寝てた」なんて言い訳しても、インスタのストーリーズを見たら「飲んでた」であることがバレてしまう。世間に訴えたい恋の愚痴をツイートしたら、本来の恋のお相手である彼氏にも伝わってしまう。うっかり知ってしまった相手の元カノや浮気相手の名前を検索してヤキモキしてしまう。過去を辿られて、自分のそれほど積極的に知られたくなかった過去が知られてしまう。

最近の知人の別れ話や男女間の揉めごとを思い出しても、半分以上がSNSに何かしら関係したものである。

それはおそらく、私たちが世界に見せたい自分の姿と、自分のことを恋愛対象としている相手に見せたい自分の姿を、意識的にも無意識的にも使い分けているからだ。

恋愛というのが、ある種の幻想をお互い持ち合って、また「相手のことを知りたいという欲求」を「近づきたいという欲求」につなげて距離を詰めていくものだと考えれば、会話や手紙などの直接的な言葉の交換を通じて、あるいは身体的な接触を通じて、少しずつ知り合い、よりいっそう好きになったり、信用していいものかどうか見定めたり、というのが、一般的に考える恋の形である。

その中で、相手に見せたい姿を自分なりにコントロールしたり、コントロールしきれず漏れ出てしまうものがあったり、コントロールしているうちに自分の本来の姿まで変化したりする。

そういう、まさに恋愛の過程を、間接的な発信や閲覧によって省略してしまうSNSは、恋の楽しみの多くを奪うということになる。

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