恋愛と相性の悪い「SNS」の世界 (2/3ページ)

マイナビウーマン

もちろん、手紙やせいぜいメールの時代だって、不都合な情報が漏れたり嘘がバレたりすることはあったけれども、その情報量やアクセスの簡単さは比べものにならないし、むしろほとんど会話やスキンシップなしに相手のことを知った気になってしまえる材料がそこにある。

では、SNSによって恋愛が豊かになる側面なんてあるだろうか、と考えるとけっこう難しい。相手の嘘を見抜けるとか、過去を知ることができるというのはむしろ恋愛の過程においてはマイナス面なのだとしたら、結局プラスになってはいないのだろうか。

3年前に離婚してから独身の友人がいる。彼女自身にもしっかりした収入があるし、子どももおらず、離婚もお互い納得の上だったので、周囲はそれほど心配していなかった。

彼女のSNSを見ても、特段混乱したり落ちこんだりしているようにも見えなかった。日本酒バーの写真や会社のプロジェクトの報告が連なるFacebook、趣味のゴルフ関係の投稿が多いInstagram、読書に関する投稿がメインのTwitter、どれも総じて通常運転だった。

最近、久しぶりに彼女と飲みに行った。むしろちょっと若返って綺麗になったかな? というくらい生活は順調なようで、最近、離婚して2人目の彼との結婚を考えているようだった。彼女がちょうどこんなことを言っていた。

「実はね、離婚のきっかけとは別だけど、結婚していたときInstagramのアカウントに夫の浮気をほのめかす、みたいなメッセージが来たことがあって、それ以来、離婚するまではほとんど使ってなかったの。で、別れて、彼にも自分にも新しい恋がはじまる可能性はたくさんあって、そうすると、やっぱりいつまでも前の夫に連絡とったり、こちらからあえて近況報告したりするのは、お互いの未来にプラスじゃないからやめようっていうのはすでに約束してたのね。そのかわり、それまでよりちょっとインスタとかFacebookの投稿は多めにするようになった。そうすると、私は元気だよ、ってどっかで見て安心してくれてもいいし、あなたと結婚したことも別れたことも人生のマイナスじゃなかったよっていうメッセージにもなるし、彼の生活も順調だなって思えるし。

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