天才テリー伊藤対談「由美かおる」(3)入浴シーンでお湯が抜けてしまって (2/2ページ)
あの映画で脱いでいなければ、かわいいアイドルのまま終わってしまう可能性もあった。
由美 そういったいい出会いや作品に恵まれる節目があって、ここまでやってこれたんだと思います。
テリー そうですね、それがなければ「水戸黄門」の出演もなかったかもしれませんものね。毎回見せてくれる入浴シーンは、由美さんはもちろんのこと、作品の大きな売りになりましたから。
由美 うれしいですね。最初にレギュラーになったのが、西村晃さんが黄門様(86年放送の第16部)の時。私が演じた「かげろうお銀」は、最初は黄門様のお命を頂戴しようとしていた役でした。
テリー お銀の人気がすごくて、主演の外伝「かげろう忍法帖」まで作られましたからね。
由美 そうなんです。レギュラー出演者全員が交代した石坂浩二さんの黄門様の時も、「疾風のお娟」で出させていただきましたし、25年も続けさせていただいて。
テリー 入浴シーンで、特に印象に残っていることはありますか。
由美 岩風呂に入っている黄門様を狙うシーンがあったんですけど、その時のセットは地面に大きな穴を掘ってビニールシートを敷いて岩風呂を作ったんです。それでも撮影している途中からどんどんお湯が抜けていってしまったんですよ。
テリー ハハハハ、大変じゃないですか!
由美 少ないお湯に無理やりつかろうとしたせいで、みんな腰をズラした、ものすごく苦しい体勢になってしまって(笑)。あのハプニングは、すごく印象に残っています。