思い通りに人が動く 上手なプレゼンに共通する6要素 (1/2ページ)
営業トークをはじめ、講演会や研究発表など、ビジネスにおいて人前でプレゼンテーションをする機会は決して少なくない。
そして、この機会をただ漫然と「言うべきこと」を言って終わるか、プラスアルファを用意するかで、仕事の成果には天と地ほどの差がつく。上手なスピーチ、上手なプレゼンテーションは、聞く人を動かすからである。
そして、聞く人を感動させ、説得し、行動を促すプレゼンテーションは決して難しいことではない。必要な要素は決まっているのだ。それもきわめて明確に。
■「わかりやすい」話でしか人は感動しない プレゼン上手に共通する6要素『感動させて→行動させる エモいプレゼン』(松永俊彦著、すばる舎刊)は、プレゼンテーションについて“「わかりやすい」話でしか人は感動しない”としている。実はこの「わ・か・り・や・す・い」の中に、人の心を動かし、行動させるプレゼンテーションに必要な要素がすべて含まれているのだ。
わ…笑える大爆笑を得る必要はないが、ちょっとした笑い話を入れたり、こちらが聞き手に微笑みかけながら行うプレゼンでは、聞き手側も笑顔になる。これによって聞き手はリラックスし、話の細かい部分まで理解してもらいやすくなる。
か…簡単人間は、自分の理解の枠組みのなかでしか情報を受け取ることができない。知らない専門用語が出てきた瞬間、心を閉ざしてしまうと心得よう。難しい話、専門的な言葉は極力使わず、使うなら相手に理解できるようなたとえ話を利用すべし。
り…理由を話すプレゼンテーションもスピーチもメッセージや主張を伝えるためのもの。それらに対して聞き手に納得してもらうためには、その主張をする理由を明確にすることが必要になる。
や…やるべきことが具体的聞き手に対してどうしてほしいのかを具体的に示すことも、いいプレゼンテーションの条件になる。「コミュニケーション能力を高めましょう」「顧客とのリレーションシップを強固なものにしていきましょう」といった抽象的なものでは人は動かない。