絶景の映えスポット!樹齢1400年、あの縄文杉を上回る日本一の幹の太さを誇る「将軍杉」を紹介 (1/2ページ)

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絶景の映えスポット!樹齢1400年、あの縄文杉を上回る日本一の幹の太さを誇る「将軍杉」を紹介

新潟県東蒲原郡阿賀町の阿賀野川の流れに沿って、国道49号線を東まっすぐ進んでいくと、看板と大きな杉のモニュメントがある駐車場にたどり着きます。そこから筆者の足で15分。八重桜を楽しみながら北に向かって歩を進めていくと、向かって左側に平等寺というお寺の境内が見えてきます。

将軍杉の目印にもなる巨大なモニュメント

そのさらに東側をすすんだところ、岩谷集落を見下ろすところにどっしりと根を張り、四方に太い枝を伸ばした巨大な杉の木があります。地元では「将軍杉」と呼ばれています。

将軍杉は、樹齢が推定で1,400年。幹の太さが19.31m、樹高38m。平成12~13年度に環境省が行った調査で、それまで日本一であった鹿児島県屋久島の縄文杉(16.1m)を抜いて日本一の巨木となりました。

国内一の太さを誇る阿賀町の将軍杉

将軍杉の名前の由来

ところでこの将軍杉の名前の由来ですが、江戸時代にこの地を収めていた会津藩初代藩主保科正之が、部下に領内に過去の歴史上著名な人物が埋もれていないか調べさせたところ、三川の地に平維茂の墓があることが判明し、『本朝通鑑』などを編纂した林鵞峯(はやしがほう)に碑文を作らせ、この杉の傍らにあった平維茂の墓に新たに「鎮守府将軍平維茂碑並銘」を建立したことによります。

石碑は長い間の風雨にさらされ、今となっては碑文を判読することはできませんが、幸いなことにその全文は記録に残されており、平等寺で入手することができます。

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