三木大雲住職「”怪談説法”は暴走族がきっかけだった!?」 (2/3ページ)

日刊大衆

■家出したら誘拐されかけて…

 さて、そんなわけで、暴走族をきっかけに「怪談説法」をするようになったわけですが、今回も一つ、心霊現象にまつわるお話をしましょう。

 私は子どもの頃、「家出をする」というマイブームがあったんですよ。親と喧嘩して家出をすることが、なんか自分の中で大人になった気もして、何かにつけて親に因縁をつけまして。「もう帰ってきいひん」とか言って、玄関出たところにある雨どいに座ったりしながら小一時間したら家に帰るんです。

 で、あるとき、家出して玄関の外にいたら、ある男性がやって来ました。すると、「おもちゃ買ってあげるから、一緒に行こう」とか言って、すっごい私のことを引っ張るんですよ。

 なんとなく怖くなって、ワ~ッと泣き出したら、その人が私の手をパッと離して逃げて行きました。まあ、誘拐されかけたわけですね。

■女装した男が出現! おばけが助けてくれた

 お母さんにその話をしたら、「じゃあもう、家出やめとき」という話になりましたが、それをきっかけに一悶着。また、「家出する」ってなりまして。

 もう夕方近かったんですけど、しばらくしたら玄関の前に女性が来て、「坊や、おもちゃ買うたげるから一緒に行こう」と。今度は女性だったんで、「あ、おばちゃんならついて行っていいかな」と思いつつ、どうしようか迷っていたら、「早く来なさい」って手を引っ張るんですよ。

 そしたら、このおばさんの頭がガッとずれたんですよね。よく見ると、さっきの男の人がカツラつけて来てたんですよ。どうしても、私を誘拐したかったんでしょうね。

 怖くなって、「おばちゃん違うやん、男の人やん」と言いながら、またワ~ッて泣き叫んでたら、お寺の近くに建築業者の大工さんがたくさんおられて、そのうちの一人が走って来ました。

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