三木大雲住職「”怪談説法”は暴走族がきっかけだった!?」 (1/3ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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お坊さんバラエティぶっちゃけ寺!』(テレビ朝日系)や『怪談テラーズ』(MONDO TV)などに出演し、「怪談説法」が大人気の“怪談和尚”こと、三木大雲住職。その怪談説法のきっかけは――、なんと「暴走族」だというのだ!

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 私が怪談説法をはじめたきっかけは“暴走族”なんですよ。暴走族を前にして「ちょっと止まれ、みんなちょっと聞いてくれ!」みたいな。彼ら、仏教徒ですから。背中などに「天上天下」「唯我独尊」ってありますから(笑)。

 しかし、お経の話をして、「唯我独尊って意味知ってる? お釈迦様が生まれて一番最初に発した言葉やで」みたいな話をしても、「うるさい!」と言って聞いてくれない。そこで、怪談の話をしたんですよ。そしたら、その暴走族の総長をはじめ、みんな真剣な顔で聞いてくれて、自分たちの身の上話なんかもしてくれましたね。

 おばけが、心霊写真に写ったり、いろんな音を出したりするのは見てほしいから。「訴えたいことがあるよ」って。暴走族の子たちもね、世の中に対する反抗心などもあるでしょうけど、実は見てほしいんですよ。大きい音を出していると、パトカーが追いかけて来てくれる。そんなとき、「パトカー来てるな」って思うんですって。

 これは私たち大人も同じで、「存在証明」をしないとしんどい。SNSが発達するのも、存在証明をしたいから。そういう面では、心霊も生きてる人間も同じなんですよね。

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