公取委がジャニーズ事務所に“今のタイミングで”注意した「理由」とは?

アサ芸プラス

公取委がジャニーズ事務所に“今のタイミングで”注意した「理由」とは?

 2016年12月31日のSMAP解散と同時に、ジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。公正取引委員会は、この3人をテレビ出演させないよう圧力をかけていた疑いがあり、独占禁止法違反(不公正な取引方法)につながる可能性があるとして、ジャニーズ事務所に注意していたことが7月17日、一斉に報じられた。

 この件について、ジャニーズサイドは、テレビ局に対し圧力をかけたなどについて否定したうえで「今後は誤解を受けないように留意したいと思います」と公式サイトでコメントした。

 芸能ジャーナリストは「この時期に公取が注意を発表したのは、意味深い」と話す。続けてこう解説する。

「まず、ジャニーズ事務所に対し注意にとどまったのは、圧力をかけたという確たる証拠がなかったからだと思います。けれども、国民的アイドルとまで言われた人気者の3人が、新曲を発表しても音楽番組はおろか、ワイドショーでもほとんど取り上げられることはありませんでした。このままでは、いつか『公取は何をしているんだ』との不満が噴出するかもしれない状況でした。3人が退所してから9月で2年になろうとする今になって注意をすることで、ひとまず公取のメンツは保たれますし、業界の暗黙の了解的な“しばらく干す”というシバリも解け、テレビ局もオファーを出しやすい状況になりました。これからは、キー局でも3人の出演は少しずつ増えていくのではないでしょうか」

 すでに、大手企業のCMには出演している3人。彼らの歌う姿をふたたびテレビで見られる日も近いのかもしれない。

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