「血圧」を適正化させる“酒”と“つまみ”(3)ビールは生でなく瓶を手酌で (1/2ページ)

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血圧
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 酒と高血圧の関係は、その楽しみ方でも大きく変わってくる。

「酒にはさまざまな生活習慣病を予防する効果がありますが、当然のことながら大量飲酒は逆にリスクを上昇させます。飲むのであれば、体に優しい飲み方をすべきです」(滝澤医師)

 一般的に健康でいられる飲酒量として厚生労働省が定めているのが「純アルコールで20グラム」。具体的にはビール中瓶1本、日本酒1合、ウイスキーならダブルで1杯が目安だ。それを超えるとリスクがあるとされているが、秋津医師によれば、

「医学的にはアルコールはグラムで計算するので、ビールであろうとワインであろうと、トータルで摂取したアルコール量が同じであれば、酔い方は同じはず。しかし、実際にはそれぞれ吸収のスピードが違って、度数の高い酒のほうが吸収のスピードが速い。また、炭酸があるとそれが刺激になり、アルコールの吸収が速まるため、同じウイスキーの量で作った水割りとハイボールではハイボールのほうが、ワインよりスパークリングのほうが酔いやすい傾向があるのです」

 のど越しがよい炭酸系はガブガブ大量に飲んでしまいがちなので要注意だ。また、酒の温度でも酔いやすさの差があり、熱いとアルコールの吸収が速まる。日本酒は常温より熱燗のほうが酔いやすく、冷酒や凍結酒は比較的酔いにくいとされているので、これも頭に入れておくとよいだろう。

 滝澤医師は、日本酒のこんな飲み方を推奨する。

「日本酒を飲む際には、昔からコップに入った水をそばに置いて追い水として口にする『和らぎ水』という風習があります。これは胃腸や肝臓に負担をかけず、酒の持ち味を生かし、時には料理の口直しをしてくれますし、血圧の急激な変動を抑えるためにも効果的なんです」

 一方、日本酒ならできるだけお猪口を小さくしてちびちび飲む、ビールは生ではなく瓶の手酌を秋津医師は勧める。

「いくら体にいいといっても、やはり飲みすぎれば酒は『毒』になる。だから、日本酒の場合はできるだけ小さな器で回数をかけて飲む。そうすることで、少量でも満足できるはずです。また、ビールは瓶を手酌でやり、マイペースをキープするほうがいい。

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