この資格でナンボ稼げる?(28)「情報セキュリティマネジメント試験」で企業の救世主に (2/2ページ)
NPO法人日本ネットワークセキュリティ協会の「2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」によれば、同年に漏洩した個人情報の数は561万3797人分。想定損害賠償額は2684億5743万円に上るそうです。
いわゆる「炎上」への対策も必要でしょう。13年には、宅配ピザ店を運営していた「ワンダー」のアルバイト店員が厨房内で悪ふざけしている様子をSNSに投稿し、炎上騒ぎに発展。それをきっかけに客離れが進み、同社は16年に破産してしまいました。
この試験を通じて情報セキュリティのプロになれば、情報漏洩や炎上の危機から企業を守る「救世主」として重宝されること間違いなしでしょう。
(すずき・ひであき)