現代に残された2000年以上前の古代ローマの巨大地下貯水槽(イタリア) (3/3ページ)

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Fermo, Grandi Cisterne Romane The Roman Cisterns (manortiz)


・第二次大戦中は空襲時の防空壕に

 1950平方メートル以上の広さに、10室×3列、30の貯水槽が連なっている。それぞれの水槽はわずかに隣より低くなっていて、水槽から水槽へと水がゆっくりと流れるようになっている。

 水位はおよそ70インチ前後に保たれていて、水槽から水槽へ流れていく間に、水を空気にさらす曝気移動ができるようになっていて、連続している水槽の底に沈殿物が落ちるようになっている。

 10個のシャフトが周期的に開いて、この地下貯水槽の空気を循環させ、換気ができるようになっている。

 第二次大戦中は、この巨大な地下スペースは空襲時の防空壕になった。爆弾が投下されている最中に描かれた壁の落書きを今でも見ることができる。遥か2000年前のこの水システムは、つい最近の1980年代まで、町の一部への水を実際に供給していた。

CGバーチャルツアー映像

Cisterne Romane - Posizionamento da Piazza del Popolo

 古代ローマ時代地下貯水槽は、見学することができるが、ガイドなしでは立ち入ることはできない。チケットは地上のポポロ広場にある観光局で買うことができる。

References:Cisterne romane di Fermo/ written by konohazuku / edited by parumo
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