江戸時代に大奥女中をオトしまくり出世を目論んだイケメンエロ僧侶は存在した!【前編】 (1/2ページ)
江戸時代の大奥女中に関係するスキャンダルは数多く存在しますが、今回はその中でも「本当にこんなゲスい話あったんだ・・・」と驚くような事件をご紹介します。
イケメン僧侶が大奥女中をオトしまくって出世をもくろんだ、世にいう「延命院事件」です。
イケメン僧侶・日潤、江戸に現る江戸時代の中でも最も天下太平を極めた11代将軍家斉の治世、享保の初めの頃の事でした。
日暮里の延命院というお寺にそれはそれはイケメンな僧侶・日潤(日道の説もあり)がおりました。彼はその美貌に加え、説法も上手かったため、女性の信者はどんどん彼のファンになり、熱心に延命院に通うようにました。
千代田之大奥 歌合 橋本(楊洲)周延画 Wikipedia「大奥」より
その噂が噂を呼び、大名家の娘さんや御三家の娘さんまで彼の話を聞きつけて延命院に通うように。更には江戸城内の女の園、大奥にも話は及び、男に飢えまくっている奥女中たちは外に出る機会を得ては喜んで延命院に通うようになりました。
あまりの人気に、日潤が野心を抱くさて、そこまでもてはやされるようになると、さすがに日潤本人も気が付きます。「あれ、俺、すげえ身分の高い女にモテてんじゃね?」と。
はじめは真面目に説法していた日潤も、信者の女性たちがどんな目で自分を見ているかという事に気が付いたのです。
熱心な信者の中には大名や御三家の娘、江戸幕府に対して大きな影響力を持っている大奥の女中たちもいる。あまりにもVIPすぎる信者の層を見て、彼はこう考えました。
「この女たちをうまく利用すれば、金はもちろん、延命院の地位を高めて大きな力を手に入れる事ができるかもしれない」。