歴代総理の胆力「寺内正毅」(2)日本初の生活保護政策導入 (2/2ページ)

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すなわち、長州、薩摩、肥前、倒幕貴族が、いささか乱暴に命を賭けて手探りの明治国家建設を模索した時代が終わり、いよいよ「政党内閣」の時代へ入っていくことになるということである。

■寺内正毅の略歴

嘉永5(1852)年2月5日、長州(山口県)吉敷郡生まれ。第一次桂内閣陸相、第一次西園寺内閣と第二次桂内閣で留任。その後、陸軍大将、韓国総監、初代朝鮮総督、元帥を経て、寺内内閣を組織。総理就任時、64歳。大正8(1919)年11月3日、67歳で死去。

総理大臣歴:第18代1916年10月9日~1918年9月29日

小林吉弥(こばやし・きちや)政治評論家。昭和16年(1941)8月26日、東京都生まれ。永田町取材歴50年を通じて抜群の確度を誇る政局分析や選挙分析には定評がある。田中角栄人物研究の第一人者で、著書多数。

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