データの匿名化はウソだと欧州の研究者グループが解明 (6/6ページ)
この保護システムとセキュリティー対策には、暗号化検索とプライバシーを侵さないコンピューター処理、粒度の細かいアクセス制御メカニズム、ポリシーの執行と説明責任、データ来歴など、2015年の彼らの論文からの引用も含まれている。
「EU加盟国や地方の規制当局などにより、匿名化の基準が再定義される場合、それは堅牢で、私たちがこの論文で示したような新しい脅威を考慮したものにならなければなりません。再特定という個人的なリスクと、(たとえデータセットが不完全であっても)説得力のある拒否論拠の欠如を考慮する必要があります。さらに、効率的に人々のプライバシーを守りつつデータの利用を可能にする、広範で有効なプライバシー保護を強化するシステムとセキュリティー対策を法的に承認することも大切です」と彼らは付け加えている。
「今後も当局は、現在の非特定化の実現方法が、GDPRやCCPA(カリフォルニア消費者プライバシー法)などの現代のデータ保護法の匿名化基準に達しているかどうかを自問し、法律や規制の観点から、非特定化して公開したら終わりというモデルを超える必要性を強調するようになるでしょう」。
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(翻訳:金井哲夫)
この記事はTechCrunch Japanからの転載です。