データの匿名化はウソだと欧州の研究者グループが解明 (2/6ページ)

AolNews

スマートフォンの位置情報のプライバシー侵害問題について調査した、デ・モントイ氏が共同筆者となった別の研究論文によれば、たった4つの時空間地点からなるデータセットから、95%の個人を一意に特定することに成功したという。

同時に、寄せ集められたデータから簡単に個人が特定できてしまうというこれらの研究結果があるにも関わらず、マーケティング目的でブローカーが売買しているような匿名化された顧客データセットには、その何倍もの個人の属性データが含まれている恐れがある。

たとえば研究者たちは、データブローカーのExperianがAlteryxにアクセス権を販売した匿名化されたデータセットには、米国の1億2000万世帯の、世帯あたり248の属性データが含まれていたことを引き合いにい出している。

彼らのモデルから見れば、基本的に、これらの世帯はみな再特定される危険性がある。それでも、大量のデータセットが、匿名化という甘い言葉に載せられて、今でも取り引きされている。

個人情報がどれだけ商用目的で取り引きされているかに関して、さらに怖い話を聞きたい方に教えよう。あの悪評高い、すでに廃業した、政界にデータを売る会社Cambridge Analyticaは、昨年、こう話していた。それは、Facebookのデータ不正利用スキャンダルの最中のことだ。米国人有権者をターゲットにした内密な活動の基礎となったデータセットは、Acxiom、Experian、Infogroupといった有名データブローカーからライセンスされたものだった。

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